僕が扱う“漆黒塗料”は、真の闇のように深い黒色の塗料。
一般的な黒色塗料と比べて光の吸収率が圧倒的に高く、目に見える光をほとんどすべて吸収してしまうのでござる。その特性を利用して、カメラのレンズやフィルムの周りの余分な光を吸い取って、きれいな写真を撮る手助けもしているでござるよ!
用 途
高級メガネにも使われている深みのある黒は、一般的な黒よりも格段にシックで引き締まった印象を与えるのでござる。その高級でエレガントなイメージがおしゃれさんに引っ張りだこで、日本の伝統工芸品からグローバルなハイブランドの小物まで、さまざまなものに利用されているのでござる。
用 途
僕は光を自在に操る忍者でござるから、光を吸収するだけでなく、光を反射させることだって朝飯前! “反射の術”で部品や資材を光らせて、暗い場所や夜間の施設での作業効率を上げたり、夜間の路上で安全性の向上にひと役買っているでござるよ。
用 途
ベタ塗りの黒い背景に、白く浮かび上がるだれかの…顔? じつはこれ、忍者くんの顔です。しかも白と黒でペイントしたイラストではなく、立体的な忍者くんのフィギュアを写した画像。どんな状況なのか調べるために、下から強い光を当ててみます。
ね、忍者くんがいました! この不思議な現象は、忍者くんの身体に漆黒塗料を塗ったことによるもの。漆黒塗料は周囲の光をほとんど反射せずに吸い込んでしまうため、身体が黒い背景にすっかり溶け込んで2Dのイラストのように見えるのです。